嶋田マサカズ Masakazu Shimada |
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昔の器づくりといえば 乾いた土を砕いて粘土を作り 伐り出した樹で薪を作り、燃やし、灰から釉薬を作る。 交代で寝ずの番をして何ヶ月もかけて窯を焚く。 こうしてできた 器だからこそ 力がやどり、心を揺すぶるのだろうか・・ 古 ならではの世界観がそこにはある。 やきものの力 とは出来上がりの良し悪しだけでは 説明のできないところにあるのだと思う。 表現しようとしたところではなく 向き合おうとしたところ、ゆだねようとしたところ、 目に見えないところ・・・ 現代の陶芸では、さまざまな便利な道具を使い作陶している。 せめて・・・ その時々の想いをこめてのぞまなければ・・・と。 |
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